君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)



「何で無視すんだよっ!!!」


---煩ぇな・・・


「早くフローラを休ませたい」



「姫さん、どうしちゃったんだ?さっきまでは普通だったのに・・・」


ヴァイスも心配そうにフローラの顔を覗き込んでくる


「何か、気付いた事はなかったか」



「悪ぃ・・・俺が気が付いたのは王子が姫さんの席に向かっている時だったんだ」



「そうか・・・。俺の部屋にルイスを呼べ」



俺の命令を聞いて目をぱちくりさせた



「えっ?姫さんの部屋じゃなくて王子の部屋なの??」



---この状態で1人にしておける訳ないだろ



ヴァイスを一瞥して足早に進む


「俺の部屋に連れて行く。こうなった原因が知りたいからな」



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