君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)
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俺とルイスは王子の部屋を出て長ーい廊下を歩いてる
王子と姫さんの部屋があるこの5階には所々に騎士が配備されていて 
通り過ぎる度に挨拶されるから適当に手を振っておく



「・・・なぁ」


「何ですか?」


さっきから、ず~っと気になっていた事をルイスに聞いてみよう・・・



「王子さぁ、侍女要らないって言ってたじゃん?・・・姫さんの着替えとかど~すんだろねぇ?」



「・・・・・」



誰も喋らないからコツコツと2人の靴音だけが廊下に響き渡る



「なぁ・・・なぁ~んで何も言ってくれねぇの?」



「・・・侍女を要らないと仰られたんですから、ご自分でなさるのではないですか?」



階段を下り始めた時やっと答えてくれた


そっかぁ・・・って、あの氷の王子様って呼ばれてる王子が誰かの為に世話をするとか有り得ないんだけどね?


想像したら・・・


「・・・・・」


「・・・・・」



「ぶっっ!!!」


面白過ぎて噴出しちまったじゃんか。











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