君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)
「フンフフンフフ~ン♪」
厨房で3人分の軽食を用意してもらって鼻歌を歌いながら王子の部屋へ向かう。
途中でレイを見つけて、ある指示を出すと「はいっ!」と元気良く返事をして走って行ったのを確認してから俺も再び歩き出す。
・・・コンコン
「・・・」
---あら?またこのパターンなの?
だからっ!許可が出ないと中に入れないでしょうがっ!!
ど~すんだよ、この料理っ!!
・・・カチャ
「・・・」
「お、王子?」
扉を開けた王子は何故か無言
「何だ」
---いや、何だじゃなくてね?あーたでしょ?この料理持って来いっつーたの
それよりも気になったのは・・・
「何でそんなに顔が真っ赤なの?」