君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)
普段、顔色一つ変えない氷の王子様が
「まるで完熟トマトみたいだねぇ」
見た事もないくらいに顔を真っ赤にして
「・・・煩ぇ」
照れてるっ!
「き、貴重ーっ!!!」って叫んだら頭にゲンコツくらった
---い、痛いっ・・・
「だから煩ぇんだよっ!」
王子からお叱りを受けた
「・・・すんません」
「で、何しに来た」
---もう、嫌っ!
言った事すっかり忘れてる王子の顔の前に持っていた料理の皿を突き出す
「何だこれ」
---おい・・・
「何だこれじゃないでしょーがっ!さっき、王子が頼んだ軽食だよっ!!」
「あぁ・・忘れてた」
---そうでしょーね。