君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)
「随分、急だな」
その内とは聞いていたが・・・
「情報では姫さんの存在に気が付いたらしいよ、ニコル」
「あ?」
ニコルがフローラを?
「どこで姫さんの情報を掴んだのかは知らねぇけどタイミングからして・・・」
「ソフィか」
ニヤリと口角を上げたヴァイスに間違いないと確信をした
厄介なのが帰って来る
以前なら、全く気にしなかったが今は・・・
「ニコルが帰る前に篭るか」
俺の呟いた独り言にガバッと勢いよく顔を上げたヴァイスは俺をみた後、
レイに振り返って「ほらな?」とか訳のわからない事を言っていた
「何だ」