君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)



「な、何でもありませんっ!」


レイが慌てて首を振る


「ところで、明日から姫さんはどうすればいい?」


ソファーに向かって歩きながら聞いてくる隣のヴァイスに


「今日から此処でいい」と返せば


「え?此処でいいの?」と意外そうな声。


「そんなに驚く事か」


「いや、俺はてっきり何処かに姫さんを監禁すると思ってたからさぁ」と、人聞きの悪い事を言い出した。


「・・・・・」


---フローラを監禁・・・悪くないな


「ちょっと!何その不敵な笑みはっ!監禁なんてダメだからなっ?」


煩いヴァイスを無視してソファーに座れば



・・・カチャ


着替えが終わったフローラが戻ってきた


「おっ!姫さん おはよ~さん」


「おはようございます ヴァイス様、レイ様」


「おはようござます、フローラ様」


「今日も、キレイだねぇ」


挨拶を返してきたフローラを見てヴァイスは目を細めた











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