君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)
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ロックに送られて席に着いたけど・・・
「ねぇ、レイ様」
「何でしょうか?」
「ご両親はお元気?」
私の隣で会話をしているのはレイ様とソフィさん。
ロックが迎えに来てくれるまでレイ様とお話していようと思ったのに、私が話し掛ける前にソフィさんがレイ様と話し始めてしまった。
お二人の会話を聞いているわけにもいかず、下を向いて時間を潰していたら
「あなた、まだロック様と一緒にいるのね?」
反対側の隣に座っていたライラさんから小声で話かけられた。
彼女の声を聞くとドキンと心臓が跳ねて体が固まってしまう。
「早く此処から姿を消した方がいいんじゃない?」
「それは・・・」
「もうすぐ、あの方が来るわよ?」
「え・・・?」
---あの方ってまさか・・・
「既にこの城の中にも密偵が何人かいるのよ?」
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ロックに送られて席に着いたけど・・・
「ねぇ、レイ様」
「何でしょうか?」
「ご両親はお元気?」
私の隣で会話をしているのはレイ様とソフィさん。
ロックが迎えに来てくれるまでレイ様とお話していようと思ったのに、私が話し掛ける前にソフィさんがレイ様と話し始めてしまった。
お二人の会話を聞いているわけにもいかず、下を向いて時間を潰していたら
「あなた、まだロック様と一緒にいるのね?」
反対側の隣に座っていたライラさんから小声で話かけられた。
彼女の声を聞くとドキンと心臓が跳ねて体が固まってしまう。
「早く此処から姿を消した方がいいんじゃない?」
「それは・・・」
「もうすぐ、あの方が来るわよ?」
「え・・・?」
---あの方ってまさか・・・
「既にこの城の中にも密偵が何人かいるのよ?」