君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)
「だって、王子の腕の中から女の声がしてモゾモゾ動いているんだぜ~?この目で確認するまでは信じられなかったんだよ~っ!」
「ちょっと、ヴァイスっっ!!!」
ルイスとの会話に夢中になっていた俺は、自分の名前を呼ばれて振り返った
「いつになったら食事をしてくれるのっ!!!」
朝食の約束をしていたパールが仁王立ちで立っていた
---あ~・・・ビックリし過ぎて約束忘れてたわ・・・
「今は食事どころじゃなくなっちまったんだよ!一大事だ、一大事っ!!」
「私のお腹も一大事よっっ!!!」
どうやら俺とルイスの会話は聞こえていなかったらしい・・・
お譲ちゃんの腹が一大事で耳に入らなかったのか