君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)
「ちょっと、ちょっと~っ!ロックさん?詳しく話しを聞かせてもらおうじゃね~の!!!」
そう言ってヴァイスは俺達に近付いて来ると腕の中にいる
フローラを覗き込んできた
視線を感じたのか、俺の腕に埋まっていた顔を徐に上げる
その視線がそっとヴァイスに向いた
「っ!!うっわっ!!すっげぇ美人じゃね~かっ・・・!!!」
「見るんじゃねぇ・・・」
コイツに見せたくなくて、もう一度抱き込んだ
「・・・・え~っと・・・ホントに王子なの・・・?」
「何だ・・・ここには偽者が入って来れるほど警備が手薄なのか?」