嘘つき彼氏 (完)







俺はそう言って屋上を出ていこうとした
彩音の腕を掴んだ






「待てよ!」






「っ、はなしてっ!」






俺は逃げようとする彩音を
無理矢理抱き締めた






「…えっ?」







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