嘘つき彼氏 (完)







「そうみたいだな
でも、何で俺なんかにそんなこと
話してくれたんだ?」






そう聞くと少し考えたような
素振りを見せて







「その彼ね…名前は¨翔太¨って
言うの」






「俺と同じ名前?」






「そう。雰囲気も少し似てるみたい
だから、話したくなったのかもね?」






花恋は意地悪そうに笑うと
コーヒーを飲み干した





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