ユリアノート
「松木さんに、これを渡しておくわ」
鈴木は一枚のディスクを松木に手渡した。
「これは?」
「私が、解読したユリア文字一覧よ。まあ、辞書みたいなものね。もし、またユリア文字が刻まれた何かが出てきたら、そのディスクで解読しなさい。私はもういなくなるんだから」
「ありがとうございます」
そこに、山本がやってきた。
鈴木の入閣が決まれば、鈴木も山本と別れねばならない。
どことなく山本は疲れているように見えた。
「教授、お疲れですか?」
と松木が訊くと
「総理のお相手に疲れてしまいまして」
と山本は答えた。
鈴木が去った後も山本は総理と一緒だったのだろうか。
「それはお疲れ様でした。ゆっくりと休憩してください。私は発掘現場に戻ります」
と告げ、松木はその場を去った。
鈴木は一枚のディスクを松木に手渡した。
「これは?」
「私が、解読したユリア文字一覧よ。まあ、辞書みたいなものね。もし、またユリア文字が刻まれた何かが出てきたら、そのディスクで解読しなさい。私はもういなくなるんだから」
「ありがとうございます」
そこに、山本がやってきた。
鈴木の入閣が決まれば、鈴木も山本と別れねばならない。
どことなく山本は疲れているように見えた。
「教授、お疲れですか?」
と松木が訊くと
「総理のお相手に疲れてしまいまして」
と山本は答えた。
鈴木が去った後も山本は総理と一緒だったのだろうか。
「それはお疲れ様でした。ゆっくりと休憩してください。私は発掘現場に戻ります」
と告げ、松木はその場を去った。