ユリアノート
邪馬台国軍五万を率いるは、ドロとグバの二将軍でした。
「グバ殿、先に放った物見によりますと、食糧庫に敵の守兵は皆無のようです」
「敵も、まさか我々が城を攻めず、食糧庫を襲うとは思ってないのだろう。さすがは、トヨ王様の策よ」
ドロとグバは罠とも気付かず、猛毒入り食糧を奪うよう兵に命を下しました。そして、なんなく食糧をゲトったのです。
その夜……
「皆の者! 今日はよくやってくれた! 食糧を奪われたユリア国の士気はこれで必ず落ちる! とりあえずま、今から奪った食糧を食おうぞ!」
ドロ将軍が勝ち鬨をあげた。
「いただきます!!」
グバ将軍が大声で言う。
「いただきます!!!」
五万の軍勢も言った。
五万人の「いただきます!!!」はアキとメシにも聞こえました。それは、ルナア島争奪の初戦はユリア国が勝利したことを意味していました。
「グバ殿、先に放った物見によりますと、食糧庫に敵の守兵は皆無のようです」
「敵も、まさか我々が城を攻めず、食糧庫を襲うとは思ってないのだろう。さすがは、トヨ王様の策よ」
ドロとグバは罠とも気付かず、猛毒入り食糧を奪うよう兵に命を下しました。そして、なんなく食糧をゲトったのです。
その夜……
「皆の者! 今日はよくやってくれた! 食糧を奪われたユリア国の士気はこれで必ず落ちる! とりあえずま、今から奪った食糧を食おうぞ!」
ドロ将軍が勝ち鬨をあげた。
「いただきます!!」
グバ将軍が大声で言う。
「いただきます!!!」
五万の軍勢も言った。
五万人の「いただきます!!!」はアキとメシにも聞こえました。それは、ルナア島争奪の初戦はユリア国が勝利したことを意味していました。