ユリアノート
5
話はユリア国に進軍中の邪馬台国軍の場面に戻る。
ナシャシャソは大都督オサルに、卑弥呼との出会いから今までを話しました。そして、卑弥呼との約束があるので邪馬台国を裏切ることは絶対にない、と力強く言いました。
「……」
しかし、オサルは黙っている。
「オサル大都督?」
ナシャシャソが話しかける。
「グーグー」
オサルはナシャシャソの話が長いので寝ていた。
「ちょ、おまっ、せっかく俺が恋愛話してたのに……」
その後、ナシャシャソは同じ話をもう一度し、オサルを裏切ることはないと誓いました。
そして、ナシャシャソはマユ王に手紙を書き、部下に運ばせました。
――――――
【ナシャシャソの手紙】
ユリア・マユ王様
ナシャシャソでございます。
私がユリア国を裏切ったことは許されることではございません。
そんな私にチャンスを与えてくださり、感謝しております。
しかし、私は一生を邪馬台国に捧げると決めております。
私の家族がどうなろうとも、覚悟はできております。
よって、今回の話はなかったことにしてください。
ナシャシャソより
ナシャシャソは大都督オサルに、卑弥呼との出会いから今までを話しました。そして、卑弥呼との約束があるので邪馬台国を裏切ることは絶対にない、と力強く言いました。
「……」
しかし、オサルは黙っている。
「オサル大都督?」
ナシャシャソが話しかける。
「グーグー」
オサルはナシャシャソの話が長いので寝ていた。
「ちょ、おまっ、せっかく俺が恋愛話してたのに……」
その後、ナシャシャソは同じ話をもう一度し、オサルを裏切ることはないと誓いました。
そして、ナシャシャソはマユ王に手紙を書き、部下に運ばせました。
――――――
【ナシャシャソの手紙】
ユリア・マユ王様
ナシャシャソでございます。
私がユリア国を裏切ったことは許されることではございません。
そんな私にチャンスを与えてくださり、感謝しております。
しかし、私は一生を邪馬台国に捧げると決めております。
私の家族がどうなろうとも、覚悟はできております。
よって、今回の話はなかったことにしてください。
ナシャシャソより