ユリアノート
『ユリアノート』の続きを書くことができなくなった作者の松木真理子は、テレビを観ていた。

ソフトバンクの犬出てるCM、全然おもんない。犬に対して、無礼すぎるやろ、などと思いながら、チャンネルをまわしていた。

すると、テレビから『ユリア国』という言葉が、聞こえた。

『ユリア国』と言ったのは、夕方のニュース番組のキャスターだった。


四国は高知の○△村から、ユリア国に関する刀剣が発掘されたというのだ。

翌朝一番の便で、松木は高知に発った。



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