ユリアノート
｢もしよかったら、三人でランチいきませんか？ この大学の食堂は結構いけるんですよ｣
山本が二人を誘った。

｢そうですね。私もお腹へっちゃいましたし｣
そう、松木が同意すると、鈴木も頷いた。


三人は定食を食べながら、これからのことについて語り合った。


｢鈴木所長と山本教授、そして私。この三人がチームを組めば、邪馬台国やユリア国の謎は必ず解けます！｣
松木はこれから三人でやっていきたいという意志を表した。

｢そうですね。この三人でやるとなると、政府も助成金を出さざるをえないでしょう｣
山本は味噌汁をご飯にかけながら、そう言った。

鈴木はそれに対して
｢民主党に仕分けされなければね｣
と少し皮肉った。


この日、三人を主要メンバーとした発掘及び研究のチームが編成された。

そして一ヶ月後、助成金一億円が政府より認められた。




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