ユリアノート
以後、この携帯小説は、俺(四国国際大学大学院生の河合)が引き継ぐ。


山本鈴木ペアと松木(松木は一人)に分かれて発掘作業をして、一年が経った。


どちらのチームも邪馬台国時代の物をいくつか発掘していたが、新たな歴史事実を裏付けるような物 は出てこなかった。

山本鈴木ペアに関しては、発掘調査がおざなりになりつつあった。

二人はセックスばかりしていたのである。山本教授には、家庭がある、にも関わらずである。

しかし、成果は先に山本鈴木ペアに訪れた。

その日、二人は新しいシチュエーションで“やりたい”と考えていた。


「深夜、誰もいなくなった発掘現場でやろう」
そう誘ったのは山本だった。

「いいわね。あの洞穴でやりたいわ」
と答えた鈴木は塗れていた。

山本は鈴木の服を着せたままバックから突きまくった。


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