ユリアノート
山本・鈴木ペアに対して、

③南西へ向かえば川に当たり。それを上流に半日進めば、裁判所なり

を発掘している松木に大きな成果はなかった。
裁判所があったであろう場所は判明したのだが、当時の裁判資料などは発見できていなかったのである。



鈴木はある夜、山本に貰ったバイブを持って、一人で松木の発掘場所にやってきた。

人が居ないことを、確かめると、鈴木はバイブをアナルに押し当てた。


ブィーン! ブィーン!

バイブを当てながら、鈴木は山本に犯されていることを妄想した。

「あっ、ょ、ょ、ょちー! よちー!」

鈴木はイッた

鈴木の果てた場所から15メートル程離れたところにある大木が光った。


鈴木は翌日、大木の下を掘り起こすように、松木にアドバイスした。

そこからは、やはり当時の裁判資料が出てきた。

これについても鈴木が単独で記者会見し、自分の立場を不動たるものにした。

さすがの松木真理子も相当に落ち込んだ。重圧に耐えられなくなってきていたのだ。


< 94 / 117 >

この作品をシェア

pagetop