俺様なキミに100%♡
甘い顔ですね





「ねぇ。萌」



「はぁい?」



「最近ぼーっとしすぎ」



「そぉかなぁ?」




今、学校の食堂にいます。



お昼を美優ちゃんと食べています。



「そうだよ」


と美優ちゃんが言った。



あたしは、またぼーっとして


そのすきに美優ちゃんは、あたしの唐揚げを取ってきた。



「……あぁ!あたしの唐揚げがぁぁ!」



「反応おっそ」



「最後に残していたのに…うえん」



美優ちゃんは、もう食べ終わっていたから、仕返しができなかった。



「キングだ」


急に美優ちゃんが言った言葉は、

あたしをドキドキさせた。



遠くに佐々岡くんがいた。

一人だ。




身長が高いの目立つなぁ。


あと、セットしてある黒髪。




金髪じゃないんだよね。佐々岡くん。





あの日、ねこを助けた日から佐々岡くんとは、何もしゃべっていない。







< 11 / 50 >

この作品をシェア

pagetop