俺様なキミに100%♡
甘い顔ですね
「ねぇ。萌」
「はぁい?」
「最近ぼーっとしすぎ」
「そぉかなぁ?」
今、学校の食堂にいます。
お昼を美優ちゃんと食べています。
「そうだよ」
と美優ちゃんが言った。
あたしは、またぼーっとして
そのすきに美優ちゃんは、あたしの唐揚げを取ってきた。
「……あぁ!あたしの唐揚げがぁぁ!」
「反応おっそ」
「最後に残していたのに…うえん」
美優ちゃんは、もう食べ終わっていたから、仕返しができなかった。
「キングだ」
急に美優ちゃんが言った言葉は、
あたしをドキドキさせた。
遠くに佐々岡くんがいた。
一人だ。
身長が高いの目立つなぁ。
あと、セットしてある黒髪。
金髪じゃないんだよね。佐々岡くん。
あの日、ねこを助けた日から佐々岡くんとは、何もしゃべっていない。