俺様なキミに100%♡
「木下ってオレのこと怖くねーの?」
急に佐々岡くんが聞いてきた。
「え゛」
「んだよ。その声(笑)」
また佐々岡くんが笑った。
「いや。怖かったけど
だんだん怖くなくなってきていると思うよ!」
あたしは、笑って言った。
佐々岡くんは、ちょっとびっくりしたあとに、にやって笑った。
「んだよそれ。」
あれ?もしかして………
「佐々岡くん……」
「あ゛?」
「照れてますか?」
「なっ!照れてねーよっ!」
と、いっても顔真っ赤。
うそー。あのキングが照れてる!
あたしまでにやけちゃうよぅ。
「可愛い……」
あたしは、佐々岡くんにそう言った。
「お前なぁ……」
「照れてるよね。えへへ
可愛い」
「おいコラ」
「可愛いよー」
佐々岡くんのことをからかっていると
「……お前なめてんのか」
ちょっと怒らしちゃったかなと
ビクビクしながらいると
佐々岡くんが近づいてきて
あたしは、壁にくっついて
目の前には、佐々岡くんがいた。