俺様なキミに100%♡


ーーーー。


「………。」


「わりぃ。まじだせぇ。」



…………ぅそ……。


「俺さ、なんかよ、つぃな…ははっ!」


「………な….ぃょ….……」


「は?」


「ださくないよ…。」


あたしが知った彼は、

自分よりも他人を優先する

とても優しい人……………。



あのとき、こんなことがあったなんて

もし、聞いていれば

佐々岡くんのことを怖がって
なかったのに….……。



「さ、佐々岡くん……」

いつの間にかあたしの頬に涙が流れていた。




「ありがと」




こんな優しい君に出会えてよかったって
心からそう思った。



「べつに、たいしたことしてねぇし///」


「あはっ!」


佐々岡くんは、照れながら否定をした。


たまらなく、顔が笑顔になる。


あたしにつられて、佐々岡くんも
笑顔になっていた。









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