俺様なキミに100%♡
キングのキスの意味
「おはよーん!萌!キングとの
デートどうだった?!」
きゃっきゃっ言いながら登校してきたのは、美優ちゃん。
「みぃーうぅぅちゃああんT^T」
「おわっ?!どしたの?あんた」
「昨日まっったく寝れてない!」
「あらそう。ふーん」
相変わらずあたしが助け求めると
冷たいんですね___………。
「佐々岡くんとなんかあったの?」
なにかって…えぇ!!たぁっくさん
ありましたよ!!
嬉しいことも悲しいこともありましたとも!!
で、でもなぁ
「なんもないけどなくはない」
「意味わからん。はっきり言え」
「はいっ!言います」
あたしは、美優ちゃんに昨日あったことをほとんど話した。
「___…は?ま、まじで?」
「う、うん///」
「はぁぁぁああ?!まじで?!
うそぉん!!佐々岡くんとキス?!」
「うん…。すっごくビックリしたよ」
「きゃぁ!やばいっ!って萌は嫌じゃないの?」
嫌、な、わけない。
「嫌じゃないよ。むしろ……嬉しかった」
「………え?」
「だって……好き、だもん///////」
「……………」
「……………」
沈黙がはしる。
朝っぱらから美優ちゃん魂ぬける。
「あ、あのさぁ、萌?本気?
苦手って言ってたじゃん?」