【中】椿
「へ?……まじ?……え?冗談?」


「何で信じてくれないのぉーっ」


あたしはさらに泣いた

自分でも感情を抑え切れなかった




「……まじで?」


「本当だ…よ……ひっく」




ぎゅっ




あたしは白に包み込まれた




「やーべ……夢?」


白の声が耳元で聞こえる


あたしも白の背中に手をのばした
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