【中】椿
「矛盾してね?」


「そうだね…でも石碑の形とか…書くことぐらいは……考えれるみたいだけど」


「…………まぁ…しゃーねぇか」


無理矢理納得した…って感じだった




それから何回か会議があり、クラスでも話し合いが行われた

だいたいの構想ができた頃、石碑をつくる場所を見に行くことになった


もう最終確認の段階に入りつつあった




全クラスから二名ずつのはずの代表者は、いつの間にか数人になっていた

寒いし、放課後なんて集まりたくないよね…



それでも椿井くんが出席する限りあたしは行く
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