【中】椿
「急な豪雨のせいで一度はこの学祭は中止かと思われました。ですが、早急な対応でこのような素晴らしい学祭を執り行うことができました」


「それはみんなが協力してくれたからじゃん?」


白が言った

あたしも隣で頷いてた




「いえ、委員長と副委員長ががんばってくれたから、僕らもついていけたんです。委員長が引っ張ってくれて、副委員長が支えてくれたこと…みんなわかっています」


「…………」


あたしと白は言葉が出ないくらい驚いてた




「本当にありがとうございました!!」


『ワーッ』


みんなのあたたかい歓声と気持ちが伝わってきた


気がついたら涙が溢れていた
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