怖がりな兎さんとからかう狼さん
兎の素直な反応
とうとう水曜日が来てしまった。
あれからいくつか私のことについて質問されて、喫茶店を出てから近くの店で土産が売っていたから、そこを見てみると、兎の形をした饅頭があった。
「可愛い」
「風音は兎を食べるのか。残酷だな」
「可愛いって言っただけです!買うつもりなんて・・・・・・ないです」
「嘘吐き。財布を出そうとしていただろう?」
しっかりと見られていた。鞄のチャックが少し開いたままだったので、再び閉めた。
店内を歩き始めると、私の隣に海翔先輩はいた。
「何でついてくるんですか?いいですよ、他を見ていて」
「気にするな」
早く今日という日が終わってほしい。あ、何だろう?あれ。
目にしたものは猫の形をしたアイスボックスクッキーだった。試食できるようにプラスチックのケースに何枚か入っており、ためしに一つ食べてみた。
うん。私好みの味。こっちにしよう。
あれからいくつか私のことについて質問されて、喫茶店を出てから近くの店で土産が売っていたから、そこを見てみると、兎の形をした饅頭があった。
「可愛い」
「風音は兎を食べるのか。残酷だな」
「可愛いって言っただけです!買うつもりなんて・・・・・・ないです」
「嘘吐き。財布を出そうとしていただろう?」
しっかりと見られていた。鞄のチャックが少し開いたままだったので、再び閉めた。
店内を歩き始めると、私の隣に海翔先輩はいた。
「何でついてくるんですか?いいですよ、他を見ていて」
「気にするな」
早く今日という日が終わってほしい。あ、何だろう?あれ。
目にしたものは猫の形をしたアイスボックスクッキーだった。試食できるようにプラスチックのケースに何枚か入っており、ためしに一つ食べてみた。
うん。私好みの味。こっちにしよう。