怖がりな兎さんとからかう狼さん
モルモットや犬、ひよこにも触れることができて、かなり満足した。
午後になったので、近くの飲食店で私は親子丼にして、海翔先輩は天ぷらうどんにした。
「写真、また後日くださいね」
「あぁ。わかった」
私が動物達とじゃれている間、先輩はずっと写真を撮っていた。
「一度くらい動物に触れたら良かったのに・・・・・・」
「俺は忙しかった」
「店、もっと人が混んでいるのかと思ったけど、そうでもないですね」
「人があまりにも多いのはうっとおしいから、これくらいでいい」
「あの、帰る前にお土産を買いたいので、寄ってもいいですか?」
「好きにしろ」
「ありがとうございます!」
「お前さ、昨日はちゃんと眠れたか?」
「はい、ちゃんと眠ることができました」
「柔らかかったな」
うっとりとして、何かを思い出しているようだ。
徐々に顔が引きつっていく。
「何がですか?」
「風音」
午後になったので、近くの飲食店で私は親子丼にして、海翔先輩は天ぷらうどんにした。
「写真、また後日くださいね」
「あぁ。わかった」
私が動物達とじゃれている間、先輩はずっと写真を撮っていた。
「一度くらい動物に触れたら良かったのに・・・・・・」
「俺は忙しかった」
「店、もっと人が混んでいるのかと思ったけど、そうでもないですね」
「人があまりにも多いのはうっとおしいから、これくらいでいい」
「あの、帰る前にお土産を買いたいので、寄ってもいいですか?」
「好きにしろ」
「ありがとうございます!」
「お前さ、昨日はちゃんと眠れたか?」
「はい、ちゃんと眠ることができました」
「柔らかかったな」
うっとりとして、何かを思い出しているようだ。
徐々に顔が引きつっていく。
「何がですか?」
「風音」