怖がりな兎さんとからかう狼さん
心配する兎
テストまであと一ヶ月。まだ勉強をしていない生徒が多数いるが、私は図書室で勉強をしている。
ちなみにこの間受けた小テストは点数がよかった。
「頑張っているな」
「海翔先輩はいいのですか?」
机の上にあるものは私の教科書やノート、筆記具のみ。
「家でやっている。俺、暇だ」
「見ての通り、私は勉強中です。構うことなんてできません」
それくらい理解してください!
先輩はつまらなそうにしている。
そんなに退屈なら、家へ帰ればいいのに・・・・・・。
「冷たいな。じゃれあっているときはいい顔をするのに・・・・・・」
ノートから視線をはずし、先輩へ向けると、小さく笑っている。
私もいつまでも翻弄されてはいけないのにと思うが、自分の思い通りにいかない。
とにかく今は勉強に集中しよう!
ノートの新しいページを開いて、問題を解いていった。
「そこ、まちがっている」
ちなみにこの間受けた小テストは点数がよかった。
「頑張っているな」
「海翔先輩はいいのですか?」
机の上にあるものは私の教科書やノート、筆記具のみ。
「家でやっている。俺、暇だ」
「見ての通り、私は勉強中です。構うことなんてできません」
それくらい理解してください!
先輩はつまらなそうにしている。
そんなに退屈なら、家へ帰ればいいのに・・・・・・。
「冷たいな。じゃれあっているときはいい顔をするのに・・・・・・」
ノートから視線をはずし、先輩へ向けると、小さく笑っている。
私もいつまでも翻弄されてはいけないのにと思うが、自分の思い通りにいかない。
とにかく今は勉強に集中しよう!
ノートの新しいページを開いて、問題を解いていった。
「そこ、まちがっている」