~secret garden of flowers~


私も軽く微笑んでシルフを呼び出す


「シルフ!」


・・・ヒュン---


「此処からは私から離れないでね?シルフの守りがないと異界の結界を抜けられないの」


「わかった」


大人しく私の隣を歩き始めたロックは、前を飛んでいるシルフをずっと見ていた。


「もう大丈夫だとは思うけど2,3日は無理をしないでね」


出口の近くまで来て注意事項を伝えておく


「無理ってどのくらいの事を言う?」


どのくらい・・・って


「ん~ 大きい力を使う魔法には注意・・・かな?」


「了解」


「あと、エンシェント・ドラゴンには二度と手を出したらダメよっ!!!」


一応、念を押しておかないとね。

何度も戦いを挑むとも思えないけど 

次にエンシェント・ドラゴンに遭遇したら・・・

この人 死んじゃうわ





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