空を見上げて【短編】

告白

それはある日の放課後。

「桜っ帰るぞ」

「あ、てっちゃんちょっと待って」

そういいながら席を立つ。

すると隣から腹立たしい言葉を投げ掛けられる

「じゃーなちーび」

イラリ

なんでこいつはいつもあたしを

苛立たせるんだろう?

ふんっと言ってあたしは

てっちゃんのもとへと走る。

「てっちゃんごめん。行こっか」

「おお」

なぜか少し起こり気味の

てっちゃん

…どうしたんだろ?

そんな事を思いながら学校をでた。
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