ベッドから始まる恋。
当初はその話を二人にするべきか、迷ってた。
(散々信用出来ないとか言ってたし…)
けど、そのことをハルに相談したら
『霞ちゃんが言いたくないなら別にいいけど…俺は言ってもいいと思うよ』
『…軽い奴って思われたりしないかな』
『あはは、心配しすぎ。それに、寧ろ喜んでくれると思うけど』
ハルはそう笑ってくれて、少し不安だけど言ってみようと思った。
「へぇー…知らない所でそんなことが」
「散々優男だ信用出来ないだ言ってたアンタが…まさかあのウェイターと、とはねぇ」
「……」
二人の視線に気まずく、食事の手を止める。