クローバー
そして七瀬は私の隣に座った。



隣をチラリと見てみると、やっぱり智に似ていた。


彼は七瀬亮!


智じゃないの!



智はこの世にはもういない!!




いないんだよ、よつば。



必死に自分に言い聞かせる。




辛い

でもこれが現実なんだ。




「なあ」


その時だった。


隣を見ると七瀬がこっちを見ていた。




「お前名前なんていうの?」


やっぱり違う

こいつは智じゃない。



「日向・・よつば」



「よつばぁ?変な名前」



はぁ!?



こいつ絶対智じゃない!


ムカつく!






「でも」





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