クローバー
「ねぇよつばちゃん、何でこんな事するの・・!?私達友達じゃなかったの・・?前みたいにはもう戻れないの?」

「気安くよつばちゃんなんて呼ぶな!!汚れんだよ!!死ね!!」


バシーン!

私は中島に本気でビンタした。


「痛い!」

「何が私達友達じゃなかったの・・?だあ。私は最初っからあんたの事友達だと思ってなかったし。目障り消え失せろ!!ムカつくんだよあんたの顔見てると!!死ねよ!!今すぐ死ねよ!!誰もあんたの事なんか必要としてない!!とっとと死んじまえ!!」



「よつばちゃ・・」



中島は涙目になりながら私を見て教室を出てった。




「ぷっ。よつば最高!」



真夜達はまた笑い出す。





狂ってるな


真夜も理沙も




私も。




ガラッ


「おい日向何してんだ、早く座れ」



「はあーい」



そして私は席に着く。





先生もさっき中島に会ったはずなのに見てみぬふりだ。




ほんっと狂ってる




この世界




あぁ



早く死にたいな





死んだらきっと



貴方のところに行けるのに






でも・・・私は多分地獄に行くだろ。



もう貴方には一生会えない




智。

< 6 / 20 >

この作品をシェア

pagetop