lovestory~永遠の愛~
ただの幼馴染なのに・・・
今日も一日が終わる
そして、帰ろうとしたそのとき、

「れ~い♪家まで送ろうか?」

自転車に乗ったまま勇輝が話し掛けてくる
わたしは乗せてもらうことにした

「うん、のせてって」

あっさりとした返事をする

「麗、どうかした?元気なさそうだけど、」

心配してくれてるの?
そんなやさしい顔して聞かないでよ。。。

「べつに、なんでもないよ・・・」

勇輝のことが好きなのかもしれないって悩んでるなんて言えるはずがなかった
このときも私はあきらかに不自然だっただろう。


「そっか、ならいいけど」

勇輝も私の様子がおかしいことには気づいていたとは思うが、なにも聞いてこなかった。
それが勇輝のやさしさなのだろう。
私はその小さなやさしさに救われた。

「ほらっ着いたぞ」

家の前に着く。
なんだか時間が早く感じた
勇輝としゃべってたせいかな?


「ただいま~」

そういった私はそのまま2階へとあがる
1人になりたかった。
勇輝のことが好きなのかどうか考える時間がほしかった

「麗・・・」

そのときは勇輝が心配してくれてるってことなんてぜんぜん知らなかった。
勇輝の本当の気持ちも・・・



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