久遠の剣客
――――お前はどーなんだよ! 鷹?
私からみればただの狼と鷹が普通に机と椅子に乗ってる?…としかみえないのだがきっと他の人には違う姿にみえてるんだろうなあって思ったら2匹ともどんな姿なんだろうってイメージしても想像すらつかなかった。
―――自分も久遠さんの勉強レベルですかね。
―――だから!!
それじゃあカンニングってさっきから言ってるでしょう
鷹すらも銀狼の真似して私をアテにしていた発言に同じ言葉を繰り返した。
―――さっきはありがとう
これじゃあ…いつもの痴話喧嘩になっちゃうと思い言えなくなる前にお礼を心の中で思った…。