久遠の剣客
気まずいムードから賑やかモードに一変して変わり女の子達は…未亜希ちゃんの好きな人の話題に釘付けになってる間に素知らぬ顔でパンをかじっていた。
―――呆れた!!!
何もみんなに聞かなくても―――!!
――じゃあ…お前にわかるのか??
人間の生態………!!
またもや銀狼から問い詰められてぐっと息を飲み込んだ。
――例えば…。
――例えば?
なんだか恥ずかしい気分になる。
――好きな子とどっか出かけたり…友達と遊んだり…好きな事を必死でやったり…それから…。
思いつくままに自分が心にしまい込んでいたやりたかったことを連想して言葉にしていた。