久遠の剣客
マジマジと掌を見つめながら不思議な光景を目の当たりにしてひとまずののかちゃん達が本をかき集めてくれていたのでもとの場所にしまい貸し出し手続きをしてひとまず図書館を後にした。
すると校門の前に人だかりができているのに気づいた。
「なんだろーね!
教室帰ったら聞いてみよう!」
ののかちゃん達もその様子を見ながら私達は教室へと戻った。
教室へとついた私達を待ちむかえるように一緒に昼食をとった他の3人が血相抱えて私達の周りを囲んだ。
「久遠ちゃんって‥!
あの“眞夜未 単衣”と知り合いだったの?」