久遠の剣客
「彼らは…あなたのボーイフレンド達?」
聞き慣れた声に振り向くと…私を追いかけてきていた銀狼が彼女を睨みつけていた。
「そんな下らない事いうためにわざわざここにきたんですか?」
珍しく鷹も笑顔で嫌みをとばしながら彼女を見据えた。
「気分を害されたならゴメンナサイ。
ただ私…彼女と正式に顔合わせする前に話して起きたかったの。
だってこれが初対面だし…実際会う時なんてリハーサルとかひとつの二胡を演奏する為に本番で演奏するだけなんて同じ二胡を演奏する者としてなんか寂しいなーって思ってね。
それに同い年ならなおさら話たいわー!!」