久遠の剣客
銀狼が電話でそれを伝えている時…背後からさすような殺気にとらわれた。
その時…一瞬風がやみ突然窓ガラスが割れて私達目掛けてとんできた。
悲鳴すらもあげる間もないほどの勢いで割れたガラスの破片は私達目掛けてとんでくる。
銀狼はそれに気づきとっさに私に気づいて身を庇われた拍子に右手がいきなり飛び散る破片に向かって真っ直ぐ水平にむいたまま掌を翳すと…掌から盾がでてきたかと思うといきなり私の影が人形をなぞるようにのび廊下を剣のような物で引き裂いた。