久遠の剣客



――バリバリバリッ……!!


廊下はいとも簡単に崩れ何かに命中したのか激しい断末魔がギャアアアッーと聞こえた。


「大丈夫か!!」



―――う…うん…。なんだったの???さっきの?


――守ってくれたんだろっー!!

その五胡十六国の始祖達が…!!

とにかく時を止めてる間にここから離れよう。



―――えっ!!!


このままみんな置き去りにしてゆくの??


―――仕方ないだろ!!


俺達がここにいるよりマシだ!!!

記憶はすり替えとくよ!!




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