久遠の剣客


―――しっかりつかまってろ!!ってことだよ―――!!



何にたいしても怒り筋たてつつ叫んだ瞬間突然加速をつけはじめ私は思わず胸が張り裂けんばかりの絶叫を心のかぎりに叫んだ!!



―――もうお帰りですか?


多分もの凄いスピードで行われてる筈の会話だけどいつのまにか私の鞄とか持って空中飛行している目の前に鉄の門扉が待ち受ける!!!



―――ぶ…ぶつかる!!!



捕まる腕に力をこめた瞬間思いっきり跳ね上がった銀狼の目の前を阻む校庭から続く地面がいきなり盛り上がるように壁となり更に立ち塞がった。
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