久遠の剣客
いつも実感しながら物を食べる事はないにしても…死ぬかもしれない状況から生還しその恐怖もあったかありふれた食事やお茶でもおおげさだけど…絶品だと思えちゃったのなんてまさに今回が初めてだろうと思う。
「ふうー」
辛辣な表情を崩しひとまず吐息を三人ともあわせた。
――なんかそれぞれ思う事あるだろうけど‥次は今回以上に敵も本気でくるだろうしな‥。
――二胡がなくてあの強さだもんね!
絶対渡すわけにはいかないよね。
銀狼の言葉に続いて頷いた。