あんなに楽しかった日々には戻れない。

「裕くんの手あったかーい。」
「ばか。美鈴の手が冷たすぎるんだよ。子どものくせに。」
「子どもって、1歳しか変わらないじゃん。」

「はいはーい。ちびっこはおとなしくしておきましょうねー。」

「ちびっこって、そこまで小さくないもん。」( *`ω´)

「じゃあ、おま、、、美鈴、身長いくつだ?」
「147ちょっと。」

「やっぱり、ちびっこじゃん。」
「だから、小さくないってば。」
「俺から、見たら、小さく見えるんだよ。」
「確かに、私から見たら、裕くん背高いように見えるけど。」
私は不機嫌そうなオーラを出した。

「ちょっ。そのオーラしまえよ。」
そう言われたので、私は、
「てへっ^ - ^ うそだよ〜ん!!」
「美鈴、お前な〜。それじゃあ、こっちもこれでいっか。」
「え?」
訳がわからず、困っていると、
裕くんは手を離してそして、また繋いだ。

しかし、さっきとは違う繋ぎ方だ。

「これって、こ、恋人繋ぎ?」

「そうだけど?何?こうしてる方が温かいだろ?」
そう言って裕くんはさらに、指を絡ませてくる。

「ちょっ裕くん!やめて〜。」
「別にいいだろ。幼なじみ何だし。」

「幼なじみ」そう言われた瞬間なぜか胸がズキッとした。



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