あんなに楽しかった日々には戻れない。
「だからって。こ、恋人繋ぎって。
何も、ここまでしなくても。」(汗)
「別にいいだろ。幼なじみなんだし。」
『幼なじみ』そう言われると、
また、胸がズキっとした。
「?」(何だろう。この感じ、さっきから変だな)
「どうかしたか?美鈴。」
「美鈴」そう呼ばれただけで、
胸がきゅんと苦しくなった。
(何だろう。さっきから私、変だな。ズキってしたり、
きゅんとしたり。まさか、病気じゃないよね?。)
「ううん。なんでもないよ。」
「そうか。ならいい。」
私は、何がいいのかなって思ったけど、
口には出さなかった。