製菓男子。
『やっぱり、ゼンくんに相談してよかったなって思った』
「リコも知らない間柄じゃないから、協力はする」
ツバサとリコは同級生で、よくうちの店に一緒に買い物に来ていた。
『サイズもリコにぴったりっぽいし。よくわかったね』
「僕は知らない。全て藤波さんのお陰」
『どういうこと?』
「占いが得意なんだって」
ほかの事情があるにせよ、今はそれしか答えられない。
『よく当たるの?』
「見てのとおり」
少なくとも、シンジのこと、ヒロヒサのこと、そして遡ればミツキのことも予見している。
ツバサは『もう一度、よくお礼を言っておいてね』と言って電話を切った。
「リコも知らない間柄じゃないから、協力はする」
ツバサとリコは同級生で、よくうちの店に一緒に買い物に来ていた。
『サイズもリコにぴったりっぽいし。よくわかったね』
「僕は知らない。全て藤波さんのお陰」
『どういうこと?』
「占いが得意なんだって」
ほかの事情があるにせよ、今はそれしか答えられない。
『よく当たるの?』
「見てのとおり」
少なくとも、シンジのこと、ヒロヒサのこと、そして遡ればミツキのことも予見している。
ツバサは『もう一度、よくお礼を言っておいてね』と言って電話を切った。