アラサー女子
次の朝。私は、 大倉さんの熱が下がったのを確かめて、部屋を出た。

始発の電車に乗って、一度部屋に戻った。

はっきりと答えが出せない私を、まだ、待ってくれる大倉さん。

大倉さんに答えをださないといけないと思った。

大倉さんの気持ちを真剣に…受け止めることを出来るかを。

私は、眠い頭で考えた。
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