アラサー女子
それから三日後。

『元山。今から時間ある?』

『はい』

『おごってやるから仕事手伝って』

大倉さんはいつもと変わらなく接してくれている。初めての告白の時も、今までと替わらず接してくれていた。
嬉しいようで、しかし、なんだか物足りなかった。

本当に私を好きになってくれたのかを…
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