アラサー女子
ブーブー

甘々タイムの中、美津穂の携帯鳴った。

『あ!わたしの携帯だ』

そう言って美津穂は、会社携帯に出て、甘々タイム終了。

いつものキリッとした美津穂が、ベットを離れて仕事をしていた。

『大丈夫?仕事の方が大事だから。連絡ありがとう、あとはよろしく』

『だれ?』

『村上くん。今日出勤していて、どうしても聞かないと進まない仕事だったみたいで、その電話』

『そうなんだ』

せっかくいい感じだったのにと、村上を恨んだ。
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