アラサー女子
『ずっと思っていたんだけど…』

今日話すって決めたけど、緊張してなにも言えない。いま思っている気持ちを言って、美津穂の人生を帰る事には違いはないから。

『はっきり言って、男でしょう。別れたいだったら、はっきり言えば』

『えぇ?どうして?』

『違うの?』

美津穂は、力が抜けていた。

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