Different Love




「・・・純どこだろ」



背が低いから
背伸びしながらあたりを見渡してみる



「・・・わっ」




・・・段差で転んだ(笑)


足元を見てなかったから
段差に気づかなかった




「・・・いたい」



「大丈夫か?」




ふっと目の前が
影でくらくなって
顔を見上げると



・・・待ちに待った
純が屈んで手を差し出していた




「純!!」



「は?・・・・・・え!!おまえ・・・・・・」




純は普通の男子だと思って
声をかけたつもりらしい







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